Jan Václav (Jan Hugo) Voříšek : Impromptu, op.Poth, Z.II-12 (1817)
ヴォジーシェク:即興曲 変ロ長調 遺作 Z.II-12 (1817年)



1817年に作曲されたこの作品は、ヴォジーシェクの最初の《即興曲》であるばかりではなく、ピアノのキャラクターピースとして史上初めて《即興曲》と名付けられた作品でした。
よく知られているように、後にこのジャンルにはシューベルトやショパンなどが作品を残しており、この作品はそれらの先駆けとなったものです。(シューベルトの最初の即興曲「4つの即興曲」D899 op.90 は1827年の作曲)
ヴォジーシェク自身もこの後、1820年から1821年にかけて「6つの即興曲」op.7 を書いています。


楽譜

自筆譜は失われました。
現在は HENLE が出版されています。